
みなさま、はじめまして!!!
NUKUMO栄をつくる人、サエダです。
こちらのブログではNUKUMO栄を作っていく工程の中で、
様々思いついた事を書きつづっていきます。
お暇な時間に覗いていただければ幸いです。
では、早速ですが
私が“NUKUMO栄を作ろう”と
思いつくまでのお話を3つのパートに分けてお話させていただきます!
かなりの長文になりますが、お付き合いいただければ幸いです。
私とサウナの出会いについて
時代は今から40年近く前、昭和60年代に遡ります。
当時、小学校低学年だった私は、祖父母に毎月のように連れて行ってもらっていた健康ランドがありました。
それは愛知県あま市にあった、
「中部健康センター七宝」です。
(※現在は閉館しています)
(※当時は海部郡七宝町)
大浴場には黄色のマットが一面に敷かれた広いサウナ室がありました。
私は祖父と一緒に中央の一段くぼんだ低い場所に座り、テレビを見ながら熱さに耐えるのです。
子供だった私はすぐに限界を迎え、
おじいちゃん、もう出よ
と弱音を吐きます。
すると祖父は、こう言いました。
タオルを顔に巻くと熱さが和らぐよ
そう言って、顔にタオルを巻いて見せてくれたのです。
私は見よう見まねで、顔にぐるぐるとタオルを巻きました。
すると、確かに熱気が和らぎ、呼吸が楽になる。
ちょっとだけ長く耐えられるようになりました。
ですが、結局すぐに限界点。
毎回、サウナ室から逃げるように飛び出していました。
サウナ室の前には水風呂。
手桶で水をすくい、ちょろちょろと頭にかけていきます。
ひょーー!
熱くなった頭に冷たい水が流れ、なんとも言えない心地よさがありました。
頃合いを見て、いざ入水。
水はとても冷たくて、私は目をカッと見開きます。
ひょおおーー!
同時に、熱さで限界を迎えていた体が、
一気に解放される感覚がありました。
そして外へ。
当時の七宝には、
(※中部健康センター七宝を略して“七宝”と呼んでいました)
人工芝が敷かれた、かなり広い外気浴スペースがあり、
大人たちが大の字になって寝転んで休憩していました。
私も同じように寝転がります。
星空を見上げながら寝転ぶと、自分の心臓の音がドクドクと良く聞こえます。
すると、だんだんと星が動いているように見えてきます。
というか、本当に動いていました。
それも結構な具合で。
その瞬間、私はこう思っていました。
あー、きたきた。死ぬ一歩手前現象だ
サウナのあと外で寝転ぶと訪れる、
この不思議な感覚。
今でいう「ととのう」ですが、
当時は言語化も認知もされた現象ではありません。
当時の私は、これをどこか
「悪い事をしているんだ」と感じていて、
祖父にも誰にも話さず、
ひそかにこの現象を楽しんでいました。
ここで少し余談を。
この頃の体験で、今でも軽くトラウマになっているものがあります。
それは「うっ血シマシマ」です。
当時の人工芝は太くカールしたタイプが主流で、寝転ぶと背中やお尻に強烈な跡が残るのです。
おじさんやお爺さんの背中や尻にくっきり残る赤黒いシマシマ。
あれを見るのが、子供ながらにどうしても苦手でした。
実際に自分の体にも跡がついているのを発見したとき、
うわぁ。シマシマついとる!
と、嫌な気持ちになったのを今でもよく覚えています。
話はそれから数十年後に飛びます。
「サ道」というドラマが流行り「ととのう」という言葉を初めて聞いたとき、
私は思わずこう感じました。
認められた!!!
あれは “ととのう” だったのか!!!
子供の頃、悪い事をしていると思っていた「死ぬ一歩手前現象」が、
ちゃんと名前のある世間に認められた「体験」だったと知ったときの高揚感は今でも忘れられません。
このような幼少期に体験した健康ランドでの様々な原体験が、
“NUKUMO栄”の根底にある
「心と体が上向きになる」
というコンセプトに繋がっていくのでした。
②につづきます。
※2026年7月10日頃更新予定です