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③NUKUMO栄を作ろうと思いつくまでの話

ホテル屋なんです、私は。
名古屋・栄で、30年間営業を続けているビジネスホテルがあります。
名古屋ガーランドホテル、そこが私の職場です。

栄地区でも結構な老舗のビジホになりますが、
日々多くのお客様にご利用いただいています。
ですが、そんなホテルにも大きな悩みがありました。

それは価格競争による薄利化です。
2010年代頃から、栄の街には大手チェーンの
ビジネスホテルがドンドンと建ちはじめます。

単独の独立系ホテルである私たちは、
その波に飲み込まれ、厳しい価格競争の渦に巻き込まれていきます。
従業員のみんなの努力で何とか踏ん張っていましたが、
水面下では必死にもがいている状態が続いていました。
そんな中、世界が一変する出来事が起こります。

新型コロナウイルスの流行です。
約3年半にわたる自粛期間は、
ガーランドホテルに強烈なダメージを与えました。

コロナ収束まで、辛くも生き延びる事ができましたが、
代わりに、ホテル真横の本社ビルを失うことになります。

しかし、私は不思議と前向きな気持ちになっていました。

今は確かにしんどいけど、
これは大きな時代の転換にできるかもしれない・・
そんな思いが頭をよぎったのです。
私は大きく3つ、こう考えました。

本社跡地にはガーランドホテルとシナジーが効くモノを作る!

シナジーを生かしてホテルに強い個性を付け、価格以外の魅力を作る!

栄のみんなも楽しめるモノを作る!

私は栄で生まれ、栄で育ちました。
小学校も栄小学校です。
そして今も、栄で仕事をしています。

ずっとお世話になってきた“栄”に
恩返しができるような仕事がしたい。
そんな事を思いつつ、
悶々と考え続ける日々は続きます。

そんなある日の仕事中。
ある旅先でつぶやいたひと言が頭の中によみがえります!

それは横浜に遊びにいった際に宿泊した
横浜みなとみらい万葉倶楽部”でのことでした。
(※万葉倶楽部さんは宿泊もできる大型の温浴施設です)

私が宿泊した部屋はバストイレ無しの6畳一間の和室。
このシンプルな和室は満室だったようで、
たくさんのお客さんがひっきりなしに出入りしています。

そんな様子をぼんやり眺めながら、
当時、ボソっとつぶやいたひと言が、
頭の中に浮かび上がってきたのです!

「部屋はちっさくても、風呂と場所が良いと、みんな泊まるんだなぁ」

はっ!!

それだわ!!

私は宙を見つめながら、
閃いたアイデアを反芻します。

ウチには、ちゃんとした部屋がある。
場所もいい。
あとは“良い風呂”があればいいんだ!!

ビジネスホテルによくある小さい大浴場なんかじゃなくて、
それを目的に泊まりに来たくなるレベルの圧倒的な内容のお風呂!
子供の頃、好きだった七宝みたいに、
お風呂も食事もみんなで楽しめるようにできれば!

風呂と食事の楽しみには、
これから先も普遍の価値がある

温浴施設が併設されたビジホなら、
自分は絶対に選ぶ。


絶対つくりたい

考えているだけでは何も変わらない。
行動しなければ、何もしてないのと同じだぞ・・
私は自分にそう言い聞かせ、すぐに検索を始めました。

「サウナ 作る 業者」
「スーパー銭湯 設計 業者」

そしてその数か月後・・・
私は事業計画書を持って、
銀行へ融資相談に向かっていたのでした。


以上が『NUKUMO栄』をつくろうと思いつくまでの大きな流れです。
NUKUMO栄はこんな気持ちを持った人間がつくっています。


ホテルに泊まる方にも、
栄で働く方にも、

栄で遊ぶ方にも、

「今日はNUKUMOに来てよかったなー♪」

そう思っていただけるように、
心を込めて施設をつくっていきます。

ぜひ、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。


長文になりましたが、
お読みいただき本当にありがとうございました!

サウナ&スパ NUKUMO栄プロジェクト 
責任者 サエダ